定年までに住宅ローンを完済するには、いつ頃マイホームを取得するのがいいですか?
フラット35では、完済時の年齢は80歳で、返済期間は最長35年なので、もし最長の35年で住宅ローンを組むとすると44歳が上限になります。
住宅ローンを定年までに完済すると仮定すると、それよりもさらに10歳以上若いうちにローンを組まなければ難しくなりますので、理想的には30歳前後ということになります。
一般的にマイホームの取得は何歳くらいなのですか?
一般的には、以下のような理由から、マイホームの取得は若い世代の方がよいといわれています。
■早くから生活支出に住宅ローンの返済を組み込むことができる。
■老後資金を貯めることができる。
■返済が早めに完済できる。
また、次の資料からは以下のようなことがわかります。
■一般的に40歳代までに住宅を取得したいと考えている。
■持家を自己で取得した人は30歳代に集中している。
■マイホームの取得予定者は20歳代からで、30歳代には実現させている。
<年代別に見た持家比率−2003年度の金融広報中央委員会「家計の金融資産に関する世論調査」>
■20歳代
⇒ 約15%
■30歳代
⇒ 約40%
■40歳代
⇒ 約67%
<持家を自己で取得した人の割合−年代別に見た住宅取得時期>
■30歳代
⇒ 約22.1%
<「取得予定あり」−年代別に見た非持家世帯の住宅意識調査>
■20歳代
⇒ 約62% |