実質賃料とは?
実質賃料というのは、鑑定評価で求める賃料の種類のことです。
賃料には地代や家賃がありますが、これらはまた実質賃料と支払賃料の分けられます。
実質賃料と支払賃料の違いは?
実質賃料とは、一定期間に貸主に支払われる経済的対価のすべてを意味します。
なので、定期的に支払う金銭による支払賃料とは異なります。
つまり、地代、家賃として定期的に支払われる支払賃料以外に、一時金の授受があればそれを考慮する必要があるということです。
なお、一時金が賃料の前払的性格を持つ権利金である場合は、一定の期間内に発生するその運用益と償却額、また、預り金的性格を持つ敷金、保証金等である場合は、同様にその運用益が含まれます。 |