差額地代とは?
差額地代というのは、地代の考え方のことで、具体的には、土地の豊度(肥沃度)や位置の差に基づき生じる地代のことをいいます。
差額地代の第一形態とは?
豊度が異なる同一面積の農地に、等量の資本と労働が投下された場合には、優良な農地の収穫高は劣等な農地の収穫高よりも多くなります。
一方、農産物の市場価格は、最劣等地における生産費用によって決定されますので、他の農地では収益の余剰が生じ、生産要素に均等利潤率が成立すると考えますと、それが差額地代になります。
これを差額地代の第一形態といいます。 |