替地とは?
替地というのは、土地収用法の適用される公共の利益となる事業において、収用される土地、またはその土地に関する所有権以外の権利に関する補償金に代えて提供される土地、または土地に関する所有権以外の権利のことをいいます。
収用による損失の補償については、金銭で行うものとされていますが、土地所有者や関係人から収用委員会に対して要求があり、委員会が相当と認め裁決したときは、替地によって補償しなければならないことになっています。
ちなみに、一般のビル建設や開発事業等の施行の際に、その事業施行区域内の土地所有者等が、土地買収等に応じない場合には、土地取得手法の変形として、事業施工者が同種類の代替性のある土地を提供することがありますが、その場合にも替地が使用されます。
笠木とは?
笠木というのは、一般に、塀や手すりなどの上部材を指します。
笠木は、鉄筋コンクリート造陸屋根の建物においては、屋上のパラペットの上に付いている笠の部分をいいます。
また、笠木には、立上り防水層の末端部を保護する役目もあります。
ちなみに、笠木は材質によって、コンクリート製のものと金属性のものとに分けられます。
なお、この笠木に、変形や取付部のシール切れ、笠木コンクリートのひび割れ等が生じると、雨漏りの原因となります。
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