オープンハウスとは?
オープンハウスは、中古住宅媒介のためアメリカで考案され、日本に導入された販売促進手法のことをいいます。
オープンハウスというのは、まず、特定の案内日を決め、数日前から物件周辺にチラシ等の広告物を配布し、売り住宅の存在を告知しておきます。
そして、当日の一定時間帯に来訪した希望者には、自由に物件を見せて反応客の中から買い手を絞り込むという手法です。
オープンハウスは、即日契約に到らなくても、地域の潜在顧客の掘り起こしを通じて、フォロー営業を進める手掛かりとなる有力な手法として利用されています。
ちなみに、オープンハウスについては、宅建業法施行規則6条の2第4号に該当するので、取引主任者を専任させなければならないとされています。
おとり広告とは?
おとり広告というのは、広告した物件以外のものも購入するように仕向けるための、客寄せ広告のことをいいます。
おとり広告には、次のようなものがあります。
■実際には物件が存在しない架空広告
■売却済みや他人の物件を無断で広告するもの
■物件はあっても、広告主がこれを販売する意思を持っていないもの...など
どのケースも、価格を著しく安く表示する傾向があります。
ちなみに、おとり広告は、宅建業法32条に違反しているとともに、不動産の表示に関する公正競争規約14条によって禁止されています。
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