公庫融資と民間融資の団体信用生命保険(団信)はどう違うのですか?
公庫融資の場合には、団体信用生命保険に加入しなくても住宅ローンを組むことは可能です。
それに対して、民間融資の場合には、原則として団体信用生命保険へ加入しなければなりません。
ただし、この際の保険料については、金利に加算されることになっています。
こうした違いもあって、返済負担を軽くするために、公庫融資の場合には団体信用生命保険に加入しないケースもあるようです。
しかしながら、住宅ローンの返済していくというのは長期にわたることですので、いつ万一不測の事態が起こるかわからないことを考慮すると必ず加入しておきたいところです。
公庫融資の団体信用生命保険は?
公庫融資の団体信用生命保険というのは、公庫住宅融資協会が生命保険会社と団体信用生命保険契約を締結したものです。
なので、公庫の住宅ローン利用者は、公庫融資の申込みの際に、団体信用生命保険の契約をしてからローンを借りることになります。
なお、保険料は年払いの特約料で、借入金の残高が減るごとに減額されていきます。
公庫融資の団体信用生命保険で保険事故が発生した場合は?
公庫融資の団体信用生命保険に加入していて、住宅ローンの返済中に万一保険事故が発生した場合には、その保険金は貸主である公庫が受取人となり、住宅ローン利用者の借入金はなくなるという仕組みになっています。 |